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東京藝術大学130周年記念 (公式プログラム) ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」連携プログラム 東京藝術大学大学院映像研究科オープンシアター「未公開映画上映会」 (主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局/企画協力:グッチーズ・フリースクール)

10/14・15(土・日)の2日間、東京藝術大学大学院映像研究科・横浜市文化観光局オープンシアターと企画協力のグッチーズ・フリースクールにより、未公開映画上映会を開催いたします!!

本上映会は、ユニークな映画であっても新作や大作でなければ顧みられなくなる傾向が顕著に感じられる現在、真に興味深い映画の上映を通じて、映画の多様性を確保することを目指している非常なナイスな催しです。

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10月14日(土)はリチャード・リンクレイター特集を開催!

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上映作品1本目は、リンクレイターの処女長編『イッツ・インポッシブル・トゥ・ラーン・トゥ・プラウ・バイ・リーディング・ブックス』It’s Impossible to Learn to Plow by Reading Books)!

邦題を考えましたが全く思い浮かばず、カタカナにしたら大変長いタイトルになってしまいました。

本作を見た『断絶』のモンテ・ヘルマンはリンクレイターに熱烈な励ましを送ったという逸話があります。そうしてリンクレイターのキャリアはスタート。

そして2本目は『サバービア』SubUrbia)!

日本ではザ・シネマさんで放映されたのみの大変貴重かつ重要な作品です!

洋画専門チャンネル ザ・シネマ さま

のご厚意によって、今回上映出来ることになりました!!

TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.

上記の2作品によって、(たぶん)リチャード・リンクレイター監督作品はすべて日本で公開(またはソフト化)ということになるかと思います。また上映後には門間雄介さん(編集者/ライター)によるアフタートークも行う予定です。

リチャード・リンクレイターファンの皆様、ぜひお越しください!

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10月15日(日)は現代ブラックユースフィルム特集!!

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【訂正】

上記「10月15日(日)は現代ブラックユースフィルム特集!!」という見出しにつきまして、一時「10月14日(日)」と謝って記載しておりました。正しくは「10月15日(日)」です。訂正してお詫びいたします。

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若干用法があやしいタイトルをつけておりますが、上映作品1本目は新星、アナ・ローズ・ホルマー監督の『ザ・フィッツ』The Fits)を上映!

10月22日にレナ・ダナム監督の『タイニー・ファニチャー』をキネカ大森さんで上映いたしますが、なんとアナ・ローズ・ホルマー監督は、『タイニー・ファニチャー』では撮影監督ジョディ・リー・ライプスのカメラアシスタントとして参加しております。

新しい映画界の一端を担うであろうアナ・ローズ・ホルマー監督の意欲作、ぜひチェックしてください。

そして2本目、本上映会のラストを飾るのは、『水の中のつぼみ』、『トム・ボーイ』の監督であり、日本では2018年2月10日に公開が決まった『ぼくの名前はズッキーニ』の脚本も務めたセリーヌ・シアマ監督の『ガールフッド』Bande de fillesです!

今回を見逃したらいつ見られるか本当にわからない計4本の未公開映画を無料上映でお届けです!

ぜひ応援、そしてご来場よろしくお願い致します!


【上映作品】
◉10月14日(土)リチャード・リンクレイター特集
『イッツ・インポッシブル・トゥ・ラーン・トゥ・プラウ・バイ・リーディング・ブックス』
『サバービア』
※上映後、門間雄介氏(編集者/ライター)によるトークショーあり

◉10月15日(日)現代ブラックユースフィルム特集
『ザ・フィッツ』
『ガールフッド』


【日時】
10月14日(土)
14:00 当日上映作品の整理券配布
14:40 開場
15:00 『イッツ・インポッシブル・トゥ・ラーン・トゥ・プラウ・バイ・リーディングブックス』
17:00 『サバービア』
※上映後、門間雄介氏(編集者/ライター)によるトークショーあり

10月15日(日)
14:00 当日上映作品の整理券配布
14:40 開場
15:00 『ザ・フィッツ』
16:45 『ガールフッド』
※予定していたゲストによるトークショーは残念ながら中止となりました。上映後はグッチーズ・フリースクールによる作品解説等を行います。

【料金】
入場無料・予約不要

【場所】
東京藝術大学横浜校地馬車道校舎3F 大視聴覚室
神奈川県横浜市中区本町4-44 みなとみらい線「馬車道」駅 5、7 出口すぐ

【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
【企画協力】グッチーズ・フリースクール
【協力】洋画専門チャンネル ザ・シネマ ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

【お問合せ】
opengeidai@gmail.com
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻HP
http://geidai-film.jp

グッチーズ・フリースクール gucchis.free.school@gmail.com


『イッツ・インポッシブル・トゥ・ラーン・トゥ・プラウ・バイ・リーディングブックス』
It’s Impossible to Learn to Plow by Reading Books
アメリカ/1988年/85分/カラー
監督:リチャード・リンクレイター
出演:リチャード・リンクレイター ジェームズ・グッドウィン ダン・クラトビル

 

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』のリチャード・リンクレイター監督による、幻の長編デビュー作。以降の彼の作品とは対照的に、台詞を排した映像のなかに若者の生活と旅路が描き出される。スーパー8 ミリカメラで撮られた本作を観て、『断絶』のモンテ・ヘルマンが熱烈な励ましを送ったという、若きリンクレイターの才気溢れるインディペンデント映画の重要作。


『サバービア』
SubUrbia
アメリカ/1996年/121分/カラー
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジェイス・バルトーク エイミー・キャリー ニッキー・カット

やることも、行く先もなく、ただいつものようにコンビニの前にたむろし夜を過ごす5人の若者たち。そんな彼らのもとに、街を出て人気ミュージシャンとなったかつての友達が豪華なリムジンに乗って現れる。成功した旧友との再会をきっかけに、やがて停滞していた彼らの日常も動き始める。テキサスの郊外でくすぶる若者たちを切り取った、リンクレイター監督初期の劇場未公開作。


『ザ・フィッツ』
The Fits
アメリカ/2015年/72分/カラー
監督:アナ・ローズ・ホルマー
出演:ロイヤルティ・ハイタワー ローレン・ギブソン アレクシス・ネブレット

シンシナティに住む9歳の少女トニーは、なんとなく兄たちに混じってボクシングの練習に励む日々。そんななか、少女たちによるダンスチームに憧れを抱き入部することになったトニーは、慣れない踊りに苦戦しながらも徐々に居場所を見つけていく。しかしそんな矢先、彼女たちの間にけいれんを伴う謎の発作が蔓延し始め……。世界中の映画祭で話題を集めた次世代の女性監督による意欲作。


『ガールフッド』
Bande de filles
フランス/2014年/113分/カラー
監督:セリーヌ・シアマ
出演:カリジャ・トゥーレ アッサ・シーラ リンゼイ・カラモゥ

パリ郊外に住む16歳のマリエムは、忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒をみる日々。そんな状況に鬱屈していたある日、不良の少女たちと出会いつるむようになるマリエム。次第に抑圧されていた感情を吐き出すように家族とも距離を置きはじめ、より危険な世界に足を踏み入れて行く……。少女たちの衝動と痛みを鮮やかに描いた、フランス人女性監督による傑作青春映画。

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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