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『ダーク・スター』12.12(FRI)-シネマート新宿ほか、50周年リバイバル上映決定!

倦怠と思索のカルト・スペース・オデッセイ、再び。

本国アメリカでの劇場公開から 50 年。
ジョン・カーペンター伝説のデビュー作『ダーク・スター』
12.12(FRI)〜シネマート新宿ほかにて、50周年リバイバル上映決定!

【Introduction】

1974年、映画史の片隅で奇跡のように誕生した本作『ダーク・スター』は、当時無名だったジョン・カーペンターとダン・オバノンの手による、予算なし、スターなし、しかし脳だけが生きている船長、ビーチボールのようなエイリアン、思考する爆弾など個性的なアイデアが満載の伝説的SF映画だ。 SFのフォーマットを借りながら、人間存在の不条理と孤独、そして“思索することの意味”を問う。本国アメリカでの劇場公開から50年。ジョン・カーペンターによる、存在論的ユーモアが再びスクリーンへ帰還する。 SF映画史を語る上でマスターピースとなる本作を、ぜひ映画館のスクリーンで鑑賞してほしい。

【STORY】

時は未来。人類はついに宇宙への進出を果たし、植民地惑星の拡大を始めていた。〈ダーク・スター号〉は、その開拓ルートを確保するため、「不安定な惑星を破壊する」という非常に地味で危険な任務を担う特殊部隊船。だがこの船は、20 年前に出発してからというもの、ほぼ放置されたまま宇宙を漂い続けていた。 乗組員たちは、かつての理想を忘れ、機械の故障と慢性的な退屈のなかで次第に“何のために働いているのか”すら分からなくなっていく。 ある事故をきっかけに、命令を受けて爆破されるはずだった 20 号爆弾が、“自分とは何か?”、“本当に爆破すべきなのか?”と考え始める。人間よりも真剣に存在を問う爆弾。思索の果てに、爆弾が出した結論とは?

【上映館情報】

12/12(金)〜
東京|シネマート新宿 さん

12/12(金)〜
兵庫|パルシネマしんこうえん さん

12/20(土)〜
大阪|第七藝術劇場 さん

12/20(土)〜
石川|シネモンド さん

12/26(金)〜
栃木|小山シネマロブレ さん

『ダーク・スター』

1974 年/アメリカ/83 分

監督・製作・音楽:ジョン・カーペンター
製作総指揮:ジャック・H・ハリス
脚本:ジョン・カーペンター、ダン・オバノン
撮影:ダグラス・ナップ
プロダクションデザイン・編集:ダン・オバノン 出演:ブライアン・ナレル、ドレ・パヒッチ、キャル・クニホルム、ダン・オバノン、ジョ ー・サンダース、マイルス・ワトキンス

提供:JAIHO/配給:グッチーズ・フリースクール

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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