『サポート・ザ・ガールズ』WHITE CINE QUINTOにて1日限りの日本初上映!
<オバマ前大統領も認めた現代のガールパワームービー!>
『サポート・ザ・ガールズ』は日常の生活に蔓延する女性蔑視と人種差別に友情と信念で立ち向かう、スポーツバーで働く女性たちを描き出します。
主演は『ヘイト・ユー・ギブ』のレジーナ・ホール。高圧的で差別的な上司やセクハラ客から女性従業員たちを守るスポーツバーのマネージャーのリサを優しく、細やかに演じた彼女は高く評価され、ニューヨーク映画批評家協会賞の主演女優賞を獲得しました。
また、『スウィート 17 モンスター』や『コロンバス』などで注目を集めるヘイリー・ルー・リチャードソンが、マネージャーのリサを慕い、 ともにスポーツバーで働くメイシーを底抜けに明るくパワフルに演じ、同じく従業員役のダニエレをジャングルプッシーとしても知られるラッパー兼俳優のシャイナ・マクヘイルが好演しています。
人種差別や女性蔑視と、それに対抗する女性たちの奮闘と連帯というシリアステーマをパワフルかつユーモラスに描ききったのは、アメリカ のインディペンデント映画を潮流のひとつマンブルコアのゴッドファーザーと言われたアンドリュー・ブジャルスキー。
バラク・オバマ前米大統領が2018年のフェイバリットの一本に挙げられた本作は、俳優陣たちの見事な演技と、見過ごされそうな些細な差別や偏見を丁寧に切り取っていくアンドリュー・ブジャルスキー監督の手腕が見事に合わさった本作は、ブジャルスキー映画の新境地であり、静かに、しかし確かなガールパワーを感じさせる傑作映画を生み出しました。
<あらすじ>
リサ・コンロイ(レジーナ・ホール)は高速道路沿いにあるスポーツバー、ダブル・ワミーズでマネージャーを務めていた。 彼女は高圧的で人種差別を行う店のオーナーであるカビーに嫌気がさしており、また日常的に行われる客からの従業員の女の子たちへの嫌がら せやセクハラなどへの対処に頭を悩ませているが、その面倒見の良さから従業員や常連客からの信頼は篤い。
ある日、リサは彼氏から DV を受けて裁判沙汰になっている店員のシャイナ(ジャナ・クレイマー)のため、「シスターフッド・ファンド(姉妹 のための募金)」と名付けた洗車サービスを開始するも、カビーからその違法なサービスを咎められ、募金で得た金を全て没収されそうになる。 かねてよりそりが合わない二人はぶつかり合い、ついにリサはガビーからクビを言い渡される。しかし彼女を慕うメイシー(ヘイリー・ルー・ リチャードソン)やダニエレ(シャイナ・マクヘイル)らの店員は、リサの解雇に反発し、スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜に ストライキを画策するのだった。
<上映情報>
カルチャーの祭典〈P.O.N.D.〉の企画内の上映イベント!
COMMENTS