フランス・修学旅行①
こんにちは。グッチーズ・則定です。いまフランスにいます。フランス語を勉強するため、1月あたまからパリの語学学校に通っています。
最近生活に余裕が出てきたので2月半ばにしてやっと映画生活始めました。今回はその報告をします。
パリには映画館がごっそりあります。まじでごっそりあります。誇張ではなく、歩けば映画館に当たります。選びたい放題です。
しかもチケット代が安い。学割だと一本あたり7〜8ユーロで、あと、13時までに行くと6〜7ユーロになる午前中割があります。わたしは平日昼過ぎから授業なので、これは非常に有難いです。
わたしのお気に入りの映画館をふたつ紹介します。ひとつめは学校の隣にある映画館。
Studio Galande
支配人のおっちゃんと仲良くなりました。今日は2本観るよ、と言うと2本目をタダで見せてくれます。気さくで優しいおっちゃんです。どの作品の話しても「いい映画だよ」としか言わないけど。
ここは弐番館という感じ。バーホーベンの新作『ELLE』とか、韓国映画の『お嬢さん』はここで観ました。小さいけど、授業直前まで観れるので重宝してます。ちょっと椅子固いけど人少なくてのびのび観れるし、なによりおっちゃんの優しさには代え難い。ノートルダムの近くでアクセスもいいので、パリで弐番館探すならここをお勧めします。
さて、名画座に行きたいときはこっち。いままで見つけたなかで最強の映画館はここです。学校のシネクラブのシネフィルお姉さんに教えてもらいました。
La Filmothèque du Quartier Latin
スクリーンがふたつあって、ひとつはいま1日中『ラブ・ストリームス』がかかってます。毎日。クレイジーかよ。
もうひとつのスクリーンではいま『ラ・ラ・ランド』公開記念としてミュージカル映画特集をしています。『雨に唄えば』『ブルース・ブラザーズ』『ファニー・フェイス』など良作がずらり。わたしは『バンド・ワゴン』と『オズの魔法使い』を見ました。最高ですよね。こんなの観たら、『ラ・ラ・ランド』観てないけど、観る前に満足しちゃうでしょ。いや、観てないんだけどね。ミュージカル特集のほかにはキューブリック特集やジム・ジャームッシュ特集、スコセッシ特集もやるようです。いいなあ。
『バンド・ワゴン』は平日の昼に観たけど、開館10分前に長い列が出来てました。やっぱり地元でも評判みたい。椅子ふかふかだし(重要!)何本でも観られそうです。シネフィルの聖地です。
フランスは週末になると多くのお店が閉まっちゃうこともあって、パリジャンはこぞって映画を観に行くようです。映画館激戦区のオデオンにふらっと立ち寄ったら、ひとつのシネコンに長蛇の列×3が出来ていて腰抜けて帰りました。それくらいパリでは映画が文化として根付いているんですね。いいなあ。パリで毎日映画観るだけの生活がしたいなあ。
パリには3月末までいる予定なので、せっかくだし映画いっぱい見たいと思います〜。パリの映画生活は超快適、という報告でした。また書きます。 À Bientôt!
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