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映画『ドーナツキング』に寄せて。

ドーナツキングのファンアート

 

 

ドーナツを見ながら映画を見るってなんて幸せなのだろう。

快適な部屋で、快適なボリュームと姿勢で、チョコがけのドーナツをとりあえず一つつまみながら……と思っていたのだが

気づいたらフレンチクルーラー的なものもつまんでいた。

映画館なら、チュロスという細長いタイプのドーナツが売っていて、私はポップコーンよりも結構そっちを選んで食べる。

(え?チュロスはドーナツじゃなくて揚げた菓子? でもチュロスだって制作過程で輪っかにしたらドーナツじゃん)

わたしがこの時食べていたドーナツ、アメリカ・カリフォルニアではカンボジア系移民が多くお店を切り盛りしている。

 

映画は、アメリカンドリームを掴みとり、大成功をおさめたドーナツ王と彼の周りの移民たちの半世紀をぎゅっとまとめたドキュメンタリー。

鑑賞中、思わず「え〜〜〜」と言わずにはいられない、ところも所々ございます。

アメリカンドリームって甘いだけじゃなくて、魅力も魔力も両方あっての存在なのだと思います。

 


 

ピンクの箱の中に詰まっているのは夢か、悪魔か。

テッド・ノイのやさしい笑顔の裏にあるカンボジアの歴史なども振り返る機会となるように、

そんな思いをこめてファンアートを作成しました。

 

こちら→https://popatootie.wixsite.com/powant/post/ドーナツキングのアメリカンドリーム

でもイラストと共に短いコラムを掲載しております(コラム執筆:Yumi Aita [By POWANT MAGAZINE] )

 

映画『ドーナツキング』は11/12(金)より新宿武蔵野館 他にて全国順次ロードショーです🍩

http://donutking-japan.com/index.html

 

※試写を見る機会をいただいて、ファンアートを作成いたしました。

(イラスト一部合成処理:Natsumi Seki)

 

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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