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「こう撮られたい私たち」のために〜岡田秀則さんによるメイズルス兄弟特集特別寄稿!〜

『セールスマン』待望の日本初上映記念! メイズルス兄弟特集 in 下高井戸シネマに合わせて、メイズルス兄弟について、国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則さんに特別寄稿をいただきました!
あまり日本では紹介される機会の少ないメイズルス兄弟のドキュメンタリーですが、映画と合わせてぜひお楽しみください!

12/11(土)〜12/24(金)下高井戸シネマにて2週間限定上映
12/12(日)には藤井仁子さん、12/18(土)には竹中万季さん、野村由芽さん、12/19(日)には柚木麻子さんをお呼びしてのトークイベントも決定!
12/12(日)には藤井仁子さん、12/19(日)には柚木麻子さんの回は絶賛前売り券発売中です!
チケットはこちら

画像をクリックするとPDFをダウンロード可能です⏬

岡田秀則
国立映画アーカイブ主任研究員。2007年から映画関連資料のアーカイビングと映画展覧会のキュレーションを担当。また日本のドキュメンタリー映画をはじめ、内外の映画史や映画アーカイブ活動を踏まえた論考、エッセイを多数発表している。単著に『映画という《物体X》』、編著に『そっちやない、こっちや 映画監督・柳澤壽男の世界』、監修書に『時代と作品で読み解く 映画ポスターの歴史』『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』がある。

 

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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