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『タイニー・ファニチャー』応援コメント公開!

1/27(土)、1/28(日)の二日間、渋谷TOEIにてレナ・ダナム監督の長編デビュー作『タイニー・ファニチャー』が上映されます!
<<イベント詳細ページ>>>

今回はそれを記念して、著名人の方々から本作への素敵なコメントを頂きました!

コメントを読んで、1/27、28日は是非渋谷TOEIへ!!

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【タイニー・ファニチャー】応援コメント

 

二十代が輝かしいなんて誰が言ったの。この映画のヒロインと同じように私の二十代は本当に暗黒だった。
でもレナ・ダナムが描くと、そんな情けない日々が愛おしいものに見えてくる。彼女自身の物語を通してみんなの輝かしくない青春を肯定してくれる、レナはやっぱり天才だと思う。

山崎まどか(コラムニスト)
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ニューヨーク、一見おしゃれソサエティのど真ん中にも、若者が味わう人生のままならなさや自意識の七転八倒は、やっぱり息づいてる。スタイリッシュでありながらとことん正直、突き放しすぎず甘すぎず……遅まきながら、とんだ才能をまたまた教えていただきました!

宇多丸(RHYMESTER)
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もし自分に人生経験が足りなかったら未熟な自分について、他人と衝突してばかりだったらクズな自分について、将来の展望が見えないなら戸惑っている自分について語れば、それだけでちっぽけだけど人の心に突き刺さるストーリーになりえる。レナ・ダナムは「GIRLS/ガールズ」のプロトタイプでもある本作で、そう教えてくれる。

長谷川町蔵(コラムニスト・小説家)
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もし私が男だったら、ミランダ・カーがセクシーな下着でベッドにいたら…ううん! 汗で少しベッドが臭っちゃうようなパンツ一丁のレナの方がうんと好きだ。友達同士でスタイル競い合って「ブランチはサラダね」なんかより、親友の小さな胸をユニークにけなす方がいい! 私が母親だったとしても、完璧な娘よりつまずきながらでも率直に生きようとしている方が愛おしい。この3つのどれかに当てはまる人は必見だから! でも、そうじゃない人も一度は味わってみて。彼女たちは”Not that kind of girl ありがちな女じゃない”から。

小川あん(俳優)
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たどたどしく装って手を伸ばしても、“そんなんじゃない”し…、 いざ泣きたいのに、妹のルームランナーがドタバタいってうるさい! 何も変わらないはずなのに、1秒前のようにワクワク出来ない。主人公オーラも、私もあなたも、次の瞬間には自分がどんな気分になっているか知れるはずがない。みんなが同じように不安の中を進むしかないなら、もっと堂々としていよう? レナ・ダナムに優しく言われた気がした。

サヌキナオヤ(イラストレーター)
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小さな家具で四角い部屋はいっぱいになっていて、そこはとても不安で少し寒くて、落ち着かなくて、物に囲まれていればいるほど寂しさはその隙間から忍び寄ってくる。そんな気分で日々を暮らしたことはある? 僕らはある。僕らにはそんな日々がある。

福富優樹 (Homecomings)

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【イベント詳細】
日時:2018年1/27(土)
会場:渋谷TOEI②(9F)
開演:20時(19:30開場)
※上映終了後には、山崎まどかさんと長谷川町蔵さんによるトークショーがございます

日時:2018年1/28(日)
会場:渋谷TOEI②(9F)
開演:20時(19:30開場)
※上映終了後には、RHYMESTER宇多丸さんによるトークショーがございます

【チケット】
当日券:1,800円
前売り券:1,500円
学生割引:1,500円
※前売り券は1月6日より上映日前日まで劇場1Fチケット窓口にて販売致します
※学生割引はご購入の際学生証をご提示ください
※チケット販売時間につきましては、劇場HPをご覧ください
★渋谷TOEIホームページ

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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