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『グレイ・ガーデンズ』&『グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ』ゲスト、サコッシュ販売、応援コメントのお知らせ

7月29日(日)に渋谷TOEIにて、伝説的傑作ドキュメンタリー映画『グレイ・ガーデンズ』&『グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ』が上映されます!<<イベント詳細ページはこちら>>>
また、作品と、特に製作・監督のメイズルス兄弟については藤井仁子さんの解説をアップしました。


『グレイ・ガーデンズ』&
『グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ』
トークゲスト決定!

『イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生』(アスペクト)などで本作を取り上げているコラムニストの山崎まどかさんと、詩人の文月悠光さんをお呼びし対談を行います!

山崎まどか(やまさき・まどか)
コラムニスト。映画やドラマ、文学など海外文化や女子カルチャーを中心に執筆。
最新作に『優雅な読書が最高の復讐である 山崎まどか書評エッセイ集』(DU BOOKS)がある。そのほか、著書に『オリーブ少女ライフ』(河出書房新社)、『女子とニューヨーク』(メディア総合研究所)、『イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生』(アスペクト)、共著に『ヤング・アダルトU.S.A.』(DU BOOKS)、 翻訳書にレナ・ダナム『ありがちな女じゃない』(河出書房新社)など多数。

文月悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、書評の執筆、詩作の講座を開くなど広く活動中。


『グレイ・ガーデンズ』二部作上映イベントでサコッシュ販売!

『グレイ・ガーデンズ』は全世界の多くのクリエイターたちにインスパイアを与え、数多くの作品にその影響を見ることができます。今回は、アクセサリーなどを作られているナインストーリーズさん(@tw_nine_stories )が、本作へのオマージュとしてサコッシュを制作してくれました。会場で販売いたします。数に限りがございますので、この機会にぜひお買い求めください。

観光地としても知られるイーストハンプトンのスーベニールをイメージして、デザイン。本編に登場するモチーフを散りばめました。長めの紐は、斜めがけも出来ます。(ナインストーリーズさん)
価格:2000円(税込)


『グレイ・ガーデンズ』&『グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ』
応援コメント公開!

日本初公開を記念し、著名人の方々からコメントをいただきました!
コメントを読んで、7/29㈰はぜひ渋谷TOEIへ。

 

朽ち果てた豪邸に住む二人のイディはまるで神話の登場人物のようでもあり、
シャーリィ・ジャクソンの「ずっとお城で暮らしてる」の姉妹の行く末のようでもある。
夢見る人の残酷な顛末、母と娘の胸にこたえる真実。
グレイ・ガーデンズにまつわる全てが美しくて、滑稽で、悲しくて、愛おしい。
山崎まどか(コラムニスト)
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時計のないお屋敷で掃除なんかせず、
だけど毎日ドレスアップするイディの美意識の、極端なアンバランスさ。
彼女の歌と踊りに「この人やばい」と笑いつつ、
うっかり何度もあっち側の世界に連れて行かれそうになった。
山内マリコ(作家)
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私たちが、自分の人生を自分の身体を以って生きてきたのと同じように、
彼女たち2人のイディは、彼女たちの人生を彼女たちの身体を以って生きてきたはず。

そのストーリーはgoogle、wikipediaなんかでは把握のしようもないし、
もちろん他人に値踏みされるような軽々しいものでは決して無い。

それでも身勝手な私たちが「大人になんかならないで」と彼女たちにとやかく託してしまう時、
そのとんでもなく身勝手な願いの中に、微かに香るロマンチックな謎。

その不思議を解き明かそうとする、なんとも愉快な2つの映画。
サヌキナオヤ(イラストレーター)
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知る人ぞ知るドキュメンタリーの傑作? 『グレイ・ガーデンズ』には歌がある。踊りがある。
笑いがあって涙がある。手に入れた土地で自分流の暮らしを守りぬく誇り高き母娘の「西部劇」でもある。つまり映画なのだ!
藤井仁子(映画評論家)

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予告編日本字幕つきです(字幕:森彩子)。レナ・ダナムが手首に彫っているというSTAUNCH(頑固者)は、予告編に登場するリトル・イディの言葉から! S-T-A-U-N-C-H !! 

【イベント詳細】
日時:2018年7月29日(日)
会場:渋谷TOEI シアター②189席(9F)
17:00  開場
17:30『グレイ・ガーデンズ』開映
(入れ替え&開場)
19:30『グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ』開映
21:05  コラムニスト・山崎まどかさんと詩人・文月悠光さんによるトークショー
イベント終了は21:35を予定しております。

【チケット】
渋谷TOEI 劇場1Fチケット窓口にて販売致します。入れ替え制。
当日券:各作品1,800円
前売券:各作品1,500円
前売券は7月14日土曜日より上映前日まで、渋谷TOEI 劇場1Fチケット窓口で販売。
※チケット販売時間につきましては、劇場HPをご覧ください
★渋谷TOEIホームページ

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Killer of Sheep

スラム街に暮らす黒人たちの暮らしを鮮やかに描き、望まれながらも長らく劇場公開されなかった、黒人監督チャールズ・バーネットによる幻の傑作。 1970年代中頃、ロサンゼルスにあるワッツ地区。黒人たちが住むそのスラム街で、スタンは妻と息子、娘の4人で暮らしている。スタンは羊などの屠処理の仕事をし、一家は裕福ではなくても、それほど貧しくはない生活を送っていた。しかし仕事に励むなかで、日に日にスタンの精神は暗く落ち込み、眠れない日を送るなかで妻への愛情を表すこともしなくなっていた。 子供たちが無邪気に遊びまわっている街は、一方で物騒な犯罪が起き、スタンの周りの知人友人にも小さなトラブルは絶えない。 そんななか、家の車が故障したため知人からエンジンを買おうと出掛けるスタン。しかしエンジンを手に入れたスタンは、その直後思わぬ事態に見舞われるのであった……。

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